2015年05月14日

感覚で

今日は夕方父のところで古典講座の打ち合わせでした。
その時間には真夏日もようやく収まっていて、
ふらふら外出は心地良し、
それでも人が少なく感じたのは、
昼の異常な暑さに、熱中症を避け、外出を控えた方が多かったからでしょう。
天気予報でも盛んに呼び掛けていました。

全9回で始まった竹取物語の講座も、残すところあと2回、
いよいよ月からの使者が来るクライマックス場面です。
前回の講座、枕草子は、
各段を順不同にピックアップしながらでしたが、
竹取物語は頭から通して、
ですから、いよいよ感が強い、
「ここまで来たか」と山の八合目、
「もう少しだ!」
山はもちろん富士山、
なぜかは竹取物語をお読みの方ならわかるはずです (笑)

古典講座を始めたことから、三十数年ぶりに、
少々真面目に古文と触れています。
真面目に、としないところが味噌 (笑)
文法云々よりも感覚、
まずはそれが大切で、
感覚とはズバリ「面白く思うこと」
これは音楽もそうでしょう。
ドレミがわかり、
楽譜が読め、
それからでないと音楽が出来ないのか?
そんなわけはない、
もしそうだとしたら、ほとんどの人は音楽をやらないかも知れません。
古文も、
それ自体面白いものと感じれば、
文法は、後から、少しずつわかっていけばいいと思う、
もちろんこれは生涯学習などに限りますけどね。

竹取物語で面白いのは、
どの視点からも物語を楽しめることで、
男女の視点、家族の視点、
社会の中のそれぞれの視点、
会社の中の管理職だったり平社員だったり、
あるいは、町中でほそぼそと暮らす職人さんだったり、
「自分がもしその立場だったら」と想像しやすい、
つまり、物語の中に自分を見つけられる、ということだと思うのです。
今は女性も働く時代ですから、尚更ですね。

竹取物語の場合、まず登場するのが、ほそぼそと暮らす職人さん。
例えばこれが僕としましょう。
名をば、せきあまねとなむいひける (笑)
ほそぼそと日々ピアノを弾いて曲を作って歌っていた。
ある日突然、すごい曲が出来た。
この曲を巡ってレコード会社の争奪戦が始まる。
わけないでしょ〜 (笑)

と、まあこんな感じで、
経験プラス想像で楽しめるのが、
中高年の古典文学、
カルチャースクールなど随所で人気なのもわかる気がします。
posted by セキシュウ at 20:52| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする