一日一日と寒くなり、今朝のお客様は完全武装、冬支度でした。
マフラーに手袋、
店内で脱いだコートは膝掛け代わりに、足元が冷えるからです。
暖房はまだですが、もうそろそろか、
「え?もう?」と思うのは、
ついこの前まで冷房だったからで、
丁度よい季節がなかったということでしょう。
夜は雨になりました。
雨を見ていると、
ふと何か曲を作りたくなってしまうのはどういうわけか、
心象を表すのに雨は適している、雨は場面を演出する、
雨にまつわる名曲が多いのがその証拠でしょう。
このところ、さわうたでリクエストの多い「恋人よ」も、
歌い出しから少し経って「雨」が出てきます。
直近に作った曲は、
また夜な夜な夜更かししながらで (笑)
曲や歌はともかく、詞が自分ではなかなか気に入っています。
「誰も」という曲、紹介しますね。
立冬に作りました。
「誰も」
誰も気づかずに 通り過ぎて行く
こんな夜だから 仕方ないのだろう
誰も気づかれず 心隠してる
そんな朝だから 夢に咲くのだろう
一日の始まりは 昨日と明日の
光と影が木霊する
誰か呼んでいる 通りの向こうで
こんな夜だから 誘いに乗ろうか
一日の終わりは 希望と諦めの
背中と胸が喧嘩する
誰も気づかずに 通り過ぎて行く
そんな日々だから 闇に笑うだろう