2016年11月18日

ピアノに向かう

今日も朝からピアノに向かっています。
朝の出勤は9時台なのですが、
ときどき早めに、8時台に来ることがある、
そうすると、9時台と全く違う人通りの多さに驚きます。
皆、僕の進む方から歩いて来る、
それが店に近づけば近づくほど早足になる、
ときに小走りもいるのは時間に遅れるからで、
通勤、いや、通学の若い学生さんたちです。
その瞬間だけ街がいきなり若くなる (笑)

今日は9時台の出勤でした。
もう嫌って言うほど見慣れた店の中の様子も、
いざピアノの蓋を開けて、
お客様相手に伴奏を始めれば新しい世界が広がる、
これはなんとも不思議な感覚です。
そのときそのときの世界に浸れる、
音楽、歌の織り成す情景、
喜怒哀楽の心象が目の前にすっと広がっていくのです。
雨が降ったり雪が降ったり、
青空が広がったり、
どんな気持ちでそれらを見ていたのか・・・

そうこうしているうちに外は暗くなり、
一度家に戻る時間には、
制服の子たちが笑いながら駅に向かう、
おしゃれな若い子たちもそう、
皆、僕の行く方から歩いて来る、
「一日が終わる・・・」のは彼らだけで、
僕はまだ3分の2、夜を残しているのです。

昨日の夕方は、27日の鎮魂ライブを控えた水織ゆみさんとリハ、
2時間たっぷり、ゆみさんの出してきた楽譜に向かいました。
また半分くらいは知らない曲、
「いや〜、これだけ弾いてても」
「知らない曲だらけだ・・・」
そんなものです。

ゆみさんとのリハは、もう初っ端から涙、
僕がじゃないですよ (笑)
立て続けに、別れを思わせる曲のオンパレード、
「飛ばしてきますね」と言ったら、
「だってお悔やみだもの」
そう答えながら感極まる、
これがリハですから本番はどうなってしまうのか、
唄えるのか心配になりますが、そこはプロ、
お客様の前に立てば、しっかり見せてくれるでしょう。
来年で歌手生活30年、
盛大に北とぴあでお祝いコンサートを計画しているそうで、
その打ち合わせの後、リハに駆けつけてくれました。

全曲終わって、
アンコール予定の曲も、これまた途中で涙、
よく泣く (笑)
すべて終えた後、
「あまねさん」
「やっぱりいいわね」

悲しみも苦しみも、すべて歌で洗い流した・・・
そんな心境だったのでしょう。
伴奏にお付き合いできて良かった、
ピアノが弾けて良かった、
僕の音楽は人様の役に立ってこそなのです。
posted by セキシュウ at 20:45| Comment(0) | ピアノ伴奏 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする