昨夜、一本の電話が、
受話器を取った瞬間に、声の主で内容を察しました。
「あ、たぶん・・・」
その通り。
ある方が亡くなったのです。
電話の主とも、その方が2回目の入院をされたとき、
「ひょっとして、もう」と話していたので、
特に驚くことはなかったのですが、とても残念です。
ときどきブログでも書いていましたが、
僕の父と同じくらいの年齢の歌の先生で、
ここ十条でも長くレッスンを、
生徒さんも大勢いらしたのですが近年は引退、
主に、SNSで知り合った歌好きの方たちとオフ会を、
今現在AMANEでも続いている歌倶楽部さんも、
元々は、その先生がうちを気に入ってくださり始まったことです。
最初に先生が段取ってくださったオフ会のことは、
今でもよく覚えています。
2009年3月の終わり、桜が咲く頃で、
なぜその日を覚えているかは後日書くとして、
それからですから、もう8年の、長い付き合いだったのです。
古い歌の知識や、誕生秘話などの四方山話をたくさんしてくださいました。
先生にピアノ伴奏もたくさんしました。
数日前から、深夜弾きで弾こうと思い、何度かピアノに向かった曲がありました。
弾くには弾いたのですが、なんとなくしっくりこなくて、
「どうやって弾こうか」と迷い、
結局、別の曲を弾いたり、小曲を作ったりしていました。
昨夜訃報を聞き、
「そうだ」
「先生を想って弾こう」
ご冥福をお祈りします。