2018年05月16日

薄めている

早いもので5月も半分が過ぎました。
何をやってたんだか・・・
は、冗談ですが、相も変わらずの日々、
これをどう表現するのか時々考えるのですが、
昨夜、斎藤敦子さんがカウンターに、
おしゃべりしているうち不意に口から言葉が出ました。
「薄めている」

斎藤さんが飲んだのは、白ワインなのですが、
通常のグラスワインではなく、
大きめのグラスに氷を入れ、
白ワイン三分の一、炭酸三分のニ、
つまり白ワインのソーダ割り、「スプリッツァー」というカクテルです。
普通は氷は入れないのですが、
入れても別におかしくない、
ただし入れるならグラスは大きめのタンブラー、
レモンサワーやジントニックなど作るのと同じサイズのほうが良いと思います。
あ、真面目な飲食の記事になってる (笑)

今日のテーマはそれではなく「薄めている」
僕の日々のこと、
これは我ながら良い言い方だと思いました。

ワインではあまり一般的ではないので、
例えば、ウイスキーとしましょう。

僕が今までで一番「濃い」と感じている時代は、
まず六本木のDJ、ショーの制作時代、
これは今も付き合いのある松本圭未と仕事していた20代前半です。
その次が会社経営時代、30代前半、
この二つは、まさにウイスキーをストレートで飲んでいた感じ、
その分、一本のボトルはすぐに空いてしまった、
すなわち、長くは続かなかった、
それに比べて今は、
「薄めている」
たっぷりの氷と、なみなみ注いだ炭酸で、
ウイスキーを薄めて、
それこそアルコール度数は3パーセントとか?
一本のボトルを15年かけてゆっくり飲んでいる・・・
斎藤さんもこの表現が面白かったようで、大笑いしていました。

毎日毎日が退屈なわけではありません。
いろいろ事は起きています。
新しいお客様も来れば、
急に来なくなるお客様もいる、
気を遣うことも多々あるし、
時間のかかる仕事も度々ある、
けれど、
ウイスキーをストレートで飲んでいた頃を思うと、
「今は、なんて心地よい日々だろう」と思うのです。

まあでも、こんなのも感覚的なことで、
人生、そろそろ終わり、という時になったら、
40才から始めたAMANEも、
長く長く続けたAMANEも、
ウイスキーのロックを飲んだように感じるかも知れませんね。
週末には開店15年を迎えます。

そうそう。
ウイスキーを炭酸で割ったのはご存知ハイボール、
今は飲み屋さんで主流のカクテルですが、
一時、メニューから消えました。
バブルの頃、ハイボールは古いイメージ、ダサい (笑) イメージになった、
それが見事復活したのは、
酒類業界の力もあるでしょうが、
流行は巡り巡る、繰り返すということでしょうね。
posted by セキシュウ at 20:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする