今日、明日と店は休みです。
けれど、仕事はしている、
今日は譜面作りでした。
歌手デビューという、
この上ない機会を頂き、
今までの、店だけに限る、ピアノ伴奏のみの活動から、
どうなるかはわかりませんが、
歌手として前に立つ、
おもてに向けて発信できる立場になった、
これはとても大きいこと、そして責任あること、
その為に年中無休を誓いました。
いろいろな方に歌を聴いてもらっています。
興味なさそうだったり、
お世辞の褒め言葉、
もちろん苦言に近いものも、
そんなあれこれが全て有り難い、
人がどう考えどう思っているのか、どう行動するのか、
本やネット、テレビ等で見る読む聞く情報と違い、
生きた情報だからです。
これは僕の単なる思い込みかも知れませんが、
店でお客様に歌を聴いてもらった後、
いつものようにピアノ伴奏で唄ってもらうと、
よりお客様との気持ち、関係が近づくような気がします。
昨夜も、5人組の僕より若いグループ、
タイミングを見て「パパの作りばなし」を、
グループ唯一の女性が一生懸命聴いてくださり、
その後の僕のピアノ、
その前も1回やってましたが、
とても上手く唄われたようでした。
「天城越え」をジャズ風に、目を白黒させながらもついてきて、
「わー、すごーい!」
良かったです。
何がそうさせているのか、
なんとなくですが、
歌のおかげとも思っています。
決して張り上げることなく、
淡々と読み聞かせするような「パパの作りばなし」は、
聴き手をリラックスさせている、
そんな感じも察するのです。
ある若い、10代の学生は、
「勉強するとき聴くのにいいね」と、
これは面白い感想でした。