2019年12月22日

別れのピアノ

その電話は、まさに宴たけなわ、
爆弾ジョニーのロマンチック安田くんらが忘年会で盛り上がって、
ハプニングが起きたあとに入りました。
ハプニング、カラオケ中に、
急に音が途切れたんです。
「え? 何?」
音楽が、歌が、聴こえては消え、聴こえては消えするんです。
機材を見たら、アンプがゆっくり点滅している、
「アンプが壊れたか・・・」

こんな現象は初めて見ました。
安田くんたちには、その状況を伝え、
生演奏に切り替えてもらう、
彼らはミュージシャン、ギターもベースもピアノも、
こんな時に便利 (笑)

不思議な現象。
その後に電話。

たまたまなのでしょう。
でも。

運命というのは実にドラマチックです。
実は、その日、昨日ですが、山縣先輩を見舞ったのです。
スギちゃんほか先輩方と、朝10時に、武蔵増戸駅で待ち合わせ、
送迎バスで病院へ、
山縣先輩がいたのは緩和ケア病棟でした。

言葉を発せられないほど弱っていて、
一生懸命何かを伝えようとしているのですが、
残念ながら聞こえない、聞き取れない、
頷くのが精一杯だったのです。

「ゆっくり休んでください」と声をかけ、
ナースステーションの方に戻ったら、
広いスペース、デイルームと言われるところに、
クリスマスツリーとピアノがありました。
「そうだ」と、ナースステーションのスタッフに尋ねる、
「ピアノ、弾いていいですか?」
「どうぞ」

山縣先輩にと、母校の応援歌「熱球」そして校歌、
「病室まで聴こえるといいけど・・・」
先輩がまた病室へ、
「バッチリ聴こえてるよ」
「山縣、聴いてるよ」

IMG_3382.JPG

さようなら。
あの世でお元気で。
あの世に僕が行ったら、
何を伝えたかったのか教えてくださいね。

またひとつ、背負いました。
まだまだ、登らないといけません。
頑張ります。
posted by セキシュウ at 21:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする