「ふるさと水織劇場」でした。
コロナ感染者が日に日に増加の中、
ステージ分離の透明シールド、観客マスク着用、
常に2方向の換気、30分たったら入り口全開しての換気と、
もちろん僕はピアノ演奏中もマスク着用、
万全に限りなく近い態勢で行いましたが、
感染リスクはゼロではありません。
どうか、何ごとも起こりませんように!
こんな時でも、お客様にはいらして頂き、
昼夜2回開催、14名、12名の観客は、
密を避け、結果オーライだったと思います。
コロナ禍でなければ、合わせて26名、
1回開催で充分なところ。
これが意味するところこそ、
飲食店が苦境に陥っているところで、
通常の2倍の労力をもって、
売上を維持しているということなのです。
幸い僕は、1人でなんとか賄い、
自分の労力だけで済んでいて、
自分が長時間働くことで維持できていますが、
人を使っているとしたら、どうでしょう。
例えば、僕がピアノを弾けなかったら?
ピアニストを雇い、
コロナ禍でなければ、1回開催で終わるステージ、
2回にしなければならない、
拘束時間は当然長くなる、
そこで、
「1回のギャラでお願いします!」と頼めるでしょうか?
居酒屋チェーンが経営難で、
スタッフを減らし何とか凌いでいる、
「注文がなかなか出てこない」との話をよく聞きます。
以前は、即、出てきたことに、
お客様は慣れているからです。
当然と思っているからです。
コロナ禍は、今までの、「至れり尽くせり」を奪ったと、
僕は思っています。
サービスを提供する側、受ける側の考え方を、
少しずつ変えていくべきとも思います。
と、また柄にもなく・・・(苦笑)
そうそう。
ライブと言えば、明日ですが、
同級生、藤林昌彦が率いるバンドのライブが調布であります。
「10月までは、音楽の仕事、全くなかった」と藤林、
バンドマンとして一流と言っていい、彼でさえそうなのですから、
業界厳しいことを思い知らされます。
がんばろう!
また、一緒に演奏しましょう!