パパのラッカセイ公開後、
いろいろな方にお願いして、
拡散、広まるように努めていただき、本当に感謝です。
2年前、パパの作りばなしでCDデビュー、
その時は「販売する」という、
お金を出して買って頂くという、
実にわかりやすいお願い、
今回は「無料です」「観てください」
これは実は複雑な状況でもあります。
「タダほどこわいものは・・・」
よく言いますね。
お金を払ってこそ、しっかり吟味する、
頂き物を軽視とは言いませんが、
「気が向いたときでいいか」となる可能性は、
大いにあると思います。
けれど、
今回、このデジタル絵本を無料公開した要因には、
多くの子どもたちに観てもらえたらという、
僕の、一方的な願いがこもっています。
十条台小学校の高橋校長も、
「無料というのが有り難いです」とはっきりと、
もともとのスタートが、子どもたちの為、
全校朝会でパパの作りばなしを歌い、話したことからなのです。
あるとき父が、
「『源氏物語』は、今を生きる女性のために紫式部が書いた物語」と言いました。
今=当時の女性たちです。
どうすれば、彼女らが生きながらえていけるのか。
物語からそのヒントを得てもらえたら・・・
後世に伝わる作品というのは、
たぶん、そんなメッセージを強く感じる作品なのでしょう。
素人のくせに偉そうですが (笑)
まあ、自分達が死んでから、注目されても、と。
芸術とはそういうものと、妹が、随分前に言ってました。
posted by セキシュウ at 23:49|
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日記
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