2009年07月19日

詩ひとつ

今宵は詩をお楽しみください。
ウイリアム・ブレイクです。

土くれと小石

「愛は おのれみずからを 喜ばせようとはせず
また わが身のことなど 少しもかまわず
他のために おのれの安きを捨て
天国を造り 地獄を絶望させる」

こう 小さな一片の 土くれが歌った
牛や馬の足に ふみつぶされながら−−−
それを聞いて 小川の底のさざれ石が
えたりかしこしと ほざき出した

「愛は おのれみずからだけを 喜ばせ
他を縛って おのれの楽しみとするのに専念し
他が安らぎを失えば よろこび
地獄を造り 天国をさげすむ」
posted by セキシュウ at 20:30| Comment(0) | 閑話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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