10時頃のこと、
ちょうどお客様の切れ目に、一人の女性が・・・
手には車のキーと白い封筒のような物を持っています。
「えっ ?」
一瞬何かのセールス、こんな夜にと思いましたが、
よく見たら箏演奏家の稲葉美和さん、
失礼しました (笑)
「久しぶり !」
「この近くで演奏会があったから、寄ってみたの」
板橋の文化会館だそうです。
手にしていた白い物はCD、
「あっ、これね」
ミニアルバムを出したのはブログで知っていました。
特に連絡をしなくても、近況はブログで確かめられます。
早速かけてみました。
例の、雨の三部作が入っていたのです。
2009/9/20の記事
正式なタイトルは「三つの雨のうた」、
1曲目の「しとしと」を聴いて1分くらい経ったところで、
自分でも思わぬ言葉が飛び出しました。
「これ、雨だけじゃないね ?」
「えっ ?」と怪訝そうに美和さん。
「雨だけを表現したかったんじゃないでしょ ?」
言った後で、何を突拍子もなくと慌てましたが、無意識に出てしまった言葉、
取り返しがつきません。
なぜか箏の奏でる、しとしととした雨の音を、涙の雫に感じてしまったのです。
最近ちょっと変かも・・・ (苦笑)
三部作の3曲目「降りしきる」のエンディングは、大きな水たまりが点在する様、
思いっきり泣いた後に見えた僅かな晴れ間、不安と希望の混濁が感じられ、
これはまさに美和さんの音楽家としての心境かと、
またしても余計な想像をしたりしたのでした。
新春のサロンライブ、お願いしてみようかな・・・
桜の頃がいいかな・・・
車で来た美和さんには、早速鉄瓶でお湯を沸かしてコーヒーを出しました。
CDを頂いたお礼です。
そっぽを向いていた鉄瓶も、まろやかな箏の音色に機嫌よくなったようですよ (笑)


