30名を超えた辺りで、座る場所が無くなってきて、
通常は使うことのないカウンターの椅子やバックヤードに置いてある椅子、
キッチンの折りたたみ椅子も全て使用済み、
立ち見やむなし、打つ手なしで困り果ててしまいました。
スペースはあるのです。
ピアノの奥の方、
そこからでは演者は完全に後ろ姿になってしまいますが、
座らないよりはマシです。
「何か椅子はないかな・・・」
「そうだ、あれが !」

楽屋の中のパープルのソファーを思い出しました。
二つをフジコさんと圭未でそれぞれ使っていましたが、こうなったら仕方ない、
一つを運び出してピアノの後に置いたのです。
そして、そこに置いていたカウンターの椅子を、
入り口の方に移動して、さらにそこに座ってもらうことが出来、
ぎゅうぎゅう詰めでしたが36人が無事着席となったのです。
一番奥が圭未、
写真ではこんな感じです。

ねっ、すごいでしょ (笑)
さて今日のイラストは、
その圭未と演奏中のひそひそ話。

「飛ぶ」とは、音量がピークオーバーして歪んでしまうことです。
出演者一人一人に記念CDを作成するために録音しているのですが、
機械が自動ゲインでは無いため、声量がある方が歌うと、
音量がマックスを超えてしまうことがあるのです。
一応予測してボリュームツマミを下げているのですが、
いつもハラハラドキドキです。
終わって録音を聴いてみたら、心配した方のはセーフ、
出演者みなさん全員セーフ、
最後にゲストで歌った圭未のだけが飛んでいて、
思わず笑ってしまいました。
ふふっ
人のことを心配していたくせに・・・
自分が飛んで (笑)
まぁ、自然に声が出てしまうのは、日頃から鍛えているからなのでしょうね。
