2012年10月03日

シ、ゲ、オ、

昨夜、まさに1年前と同じ部屋で、
友はきれいな顔をして待っていました。
夏に会ったときは、
テレビ取材もあったし、
みんなが集まるということで、
車椅子に乗り、リビングで待ち構えていたのです。

急だったのにもかかわらず、
多くの友人知人がかけつけ、
一段落した後、
友の寝ている部屋のフローリングにみんなで座り語り、
悲しみを越えた笑顔を呼び戻すことが出来ました。

一夜明けた今日は本当に最後のお別れ、
立派なセレモニーは友にぴったり、
友人代表のスピーチは友の指名とか、
GO本さんが語りかけたのは、まるでいつも通りの会話、
もしかしたら友が起き上がるのではと思ったほどでした。
実直さが深く沁みて、
あちこちですすり泣きが始まりました。

そして、
僕ら男性に抱えられた友は、黒い車の中へ、
僕たちはそこまでです。
長いクラクションに手を合わせました。

その後、十数人の仲間で食事をし、
友との思い出話で盛り上がり、
これからも集まろうと約束しました。

ひとり空港について、少し時間があったのが幸い、
暑いくらいの陽気をしばし楽しもうと、
ふらふら歩きました。
緑の芝生の小さな丘をみつけ、
「あっ、登ってみようかな・・・」
と、
一組の家族。

帰りの空港.jpg

あかあさん、おねえちゃん、そしてボク。
「ボク、名前、なんて言うんだい ?」
「シ、ゲ、オ、」

そんなわけないよね。
でもそうかな ?

生まれ変わったら、
今度は病気なんてしないで元気で100歳まで生きてね。
posted by セキシュウ at 22:50| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
昨日は彼の旅立ちにふさわしい晴天でした。
葬儀の後、夜勤のため職場に行き先日来より皆、テレビ、新聞での彼の様子を知っていたので「本当。」と言うスタッフもいます。
でも、事実なんですよね。彼がいた病室の同じ場所を見ると思い出します。いつも笑顔でスタッフをからかっていました。今回、初めての病院で終止符。
なじみのスタッフに涙させたくなかったのでしょう。
彼らしいです。
天国にいってあまり気を使いすぎないように。
何年か先にまた、お会いましょう。
本当に婆さんでわからないかな?(笑)
あなたが命名してくれた「スーパーばあちゃん」
もうしばらく患者さんのために頑張ります。
茂雄さん、安らかにお眠りください。
Posted by スーパーばあちゃん at 2012年10月04日 02:23
本当に友人の多い茂雄君らしいご葬儀でした。
式場では「この子の歌だから。」とのお母様のご希望で、ずっと小高い丘が流れていました。
 何だか哀しみの中でもこの曲を聴いていると、茂雄君の笑顔が浮かんできて、心が落ち着きましたよ。
きっとこれからも。。
Posted by rana at 2012年10月04日 15:43
大阪に戻りました。
何時もの生活。
でも、何故か心に大きな穴があいてます。
友達も一緒かな。。
やはり、しばらく時間が必要かもです。

Posted by GO本 at 2012年10月04日 21:47
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