思ったより少人数でしたが、
お膳立てしたメンバーが強力で協力、
全く土地勘のない僕の、翌日の三浦さん訪問を、
同行・案内してくれることになりました。
ありがたや !
そこで最初に訪れたのが前の記事の写真の場所、
海鳥の目の先に、
実は・・・

異様な建物・・・

南三陸シーサイドパレスです。
遺された廃墟、ご存知の方もいらっしゃるかも知れませんね。
津波と地盤沈下で、海の中に浮かんでいる、
いや正確にはせり出している、

「うう・・・」
言葉が出ません。
震災前は、遠く見える黒い塊 (テトラポット?)の先から、
砂浜が広がっていたというのですから。
小泉地区と呼ばれるこの辺り、
高台から見ると、

大きな川は、「津谷川」
その河口に先ほどの小泉海岸、
河上は、

こちら。
震災前の様子がわからないので、
その劇的変化は実感出来ずも、
湿地帯、沼と化したこの地区には、
勢いよく走る工事車両の轟音と鳥の声だけが異様に響き渡る、
「この先・・・」
「どうなるんだろう ?」
でも、です。
自然の力はやはりすごい、
僕がここに興味を持ったのは、
前夜、
「小泉に砂が戻った」との会話を耳にしたからで、
たしかに海岸には綺麗な砂浜がある、
海に沈んだはずの「小泉海水浴場」が現れた、
サーフィンのメッカとしても有名なこの場所で、
大会も再開され、
この日も、

いい波がくるという河口で、
サーファーが、
海に向かい、

波に乗る。
これぞ再生です。
がんばれ !!
過去の様子を知りたい方は、
「南三陸シーサイドパレス」「小泉海水浴場」などで検索してみてくださいね。
そして次に向かったのは、

漁港。
養殖のブイが浮かんでいる場所・・・
と言えば、

ホッタテーー (笑)
三浦さんのいらっしゃる、
マルジン三浦水産さんにお邪魔したのです。

ここまでの案内も、
もちろん地の利のある地域コーディネーター、
そして知識豊富な社会人類学者、
「じゃ」
「早速」
「食べてみますか ?」

三浦さん自ら、
手際よく、

これは垂涎もの〜〜 (笑)
ぺろっと頂いて、
すっかりご機嫌な二人、
僕もにっこり、

三浦さん、ありがとう !!
本業が忙しくて、キャンドル制作はお休み中、
「年末あたりに」と仰ってました。
いいんです。いいんです。
本業が一番 !
ここでも再生がありました。
嬉しい再会を果たし、
地域コーディネーターは近所の小学校へ打ち合わせへ、
僕と社会人類学者は約2時間かけて車で仙台まで、
同年代ならではの深い話で盛り上がりました。
仙台駅でお別れ、
彼は空港から飛行機で帰るのです。
僕は新幹線。
駅前も、

「さかんに工事している・・・」
今回移動中に目にしたのは、
工事車両に重機ばかりでした。
「どこもかしこも・・・」
「再生には」
「工事は当然必須なんだろうけど・・・」
多くのことを考えさせられた2日間、
「今が」
「スタートかな ?」

僕の本当の東北支援は、
きっとこれからなのでしょうね。
おわり
しっかり心に刻ませてもらいました。
ありがとう。少し忘れかけていたかも。
ちょうどおもちゃ玩具学会の時に、現地の方と、私たちではわからない、今現在起きていることをお聞きしたばかりだったので。
お疲れ様。いい旅でしたね。
また、実際に行ってみないとわからないことばかり。。読んで色々考えさせられました。
昨年から、福島の仮設住宅で、布の手作り作品を製作販売されている方々に、家庭に眠っている布や着物を送るお手伝いをしていますが、まずは続ける事が大事なんだと、あらためて感じました。自分に出来ることを長〜く続けますね。