2014年08月25日

酒を飲む

亡くなった友の病名は「多発性筋炎」
身体に力が入らなくなり筋力が衰えていく病気、
いわゆる難病だったのですが、
今、話題になっているのとは少し違います。

実はAMANEの常連さんには、
話題の難病の女性がいらっしゃったのですが、
去年、惜しくもこの世を去られました。
生前にはよくご主人と一緒に、
彼女の属するサポートセンターのスタッフ引き連れ遊びに来ていた、
難病だろうがなんだろうが、お酒は飲む、もちろん唄う (笑)

ご主人とは偶然荒川のボランティア先でばったり、
奥様の介護の他、仕事でも介護、
その日は、利用者さんと一緒に来ていた、
たしか5年くらい前のお花見のイベントだったと思います。
ですから、
ご夫婦共々長い付き合いなのです。

ところが、人生とは何という・・・

先日、そのご主人が、杖を片手に歩いているのを見ました。
「えっ ?」
「もしかして」

後日、たまたま遊びに来たご主人を知る人から聞いた言葉は、
「奥さんと」
「同じ病気になってしまった」

そのご主人が、土曜日の夜、遊びに来ました。
総勢8名と賑やかにです。

「よう、マスター !」

「こんばんは」
「何飲みますか ?」

「ウーロンハイ」

それから2時間、
わいわいがやがや楽しく飲んで唄ってお会計、
三々五々帰って行く中、
最後に残ったご主人とその仲間、
その前でぽろりと、

「おれもこんな身体になっちまったよ」
そして、
「この足、動け !」
と膝を叩きました。

気の毒にと心の中で思いながらも、
僕は笑顔で「ええ」と返す、
「また飲みに来てくださいよ」

「おう」
「いつも悪いね !」

「気をつけて」

例のチャレンジで、イギリスの有名な映画俳優が、
無言で寄付の小切手を切ったあと、
ワインクーラー (アイスペール) から氷を取り出して、
ロックグラスに入れ、スコッチを注いで飲む、
そんな動画をその夜見ました。
胸が熱くなりました。
posted by セキシュウ at 21:04| Comment(0) | 飲食 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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