さすがに昨日の長丁場はきつかった、
きちんと準備していたつもりも、
途中、歌唱者の楽譜が見つからなかったり、
飛び入りの方の対応など、
ドリンクサービスしながらのオペレーションは、
一人の限界ギリギリでした。
日野さんのミニライブは、アンコール含め9曲、
曲数こそ多くないけれど、
初めての伴奏は言うまでもなく緊張、
「上がる」ことはありませんが、
一曲一曲の重さがはるかに通常と違います。
まずは日野さんに気持ちよく歌ってもらうこと、
次に、より一層の華やかさを加えること、
歌とピアノが一体になってこそなせる技です。
抑揚、緩急、少ないリハを感じさせないコンビワークは、
伴奏者にかかっていると言っても過言ではないでしょう。
それは、ライブ後の、歌倶楽部さんのイベントでも同じ、
こちらは十数名の方がピアノで、
30曲以上の伴奏に後半はふらふらでした。
「この感覚・・・」
「マラソンに似てる」
マラソンと言っても、本物のマラソンじゃなくて、
さわうたマラソン、
朝から夜中まで、一日中伴奏して、200曲歌おうという、
無謀な企画はすでに5年前のこと、
しかしあの頃は40代、バリバリ元気だった (笑)
歌倶楽部さんの中には、プロの方が数人、
その方たちの伴奏にもプレッシャーがかかります。
素人さんが楽という意味ではありませんよ (笑)
プロの方には、「恥をかかせてはいけない」の大前提があるのです。
素人さんを乗せるのも大変ですが、
プロを引き立たせるのも大変、
でもどちらも面白い、楽しい、でなければとっくにやめていたでしょう。
ハイブスさんのリハを見てても、同じように感じました。
仕事、家庭と忙しい中、
時間をやりくりして合わせる、
限られた中で最善を尽くす、
何があるわけでもない、
単純に言えば、音が鳴っているだけ (笑)
でもハッピー!
僕の伴奏集中もここまで。
しばらくはいつものペース、
代わりに、譜面作りに追われます。
タマミとのゆるゆるの準備です。
2015年11月16日
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