2016年01月19日

古典講座で

今日は晴天にはなりましたが気温が低く、
残雪が固まり、解けた水が前夜凍り、
非常に足下が悪くなっています。
我が北区は、23区中、高齢者の占める割合が最も多いとのこと、
最近ではそれをウリにして、
区報などで「高齢者に優しい町・住みよい町」と謳っていますが、
この積雪・凍結ばかりは優しくありません。
救急車のサイレンを聞くにつけ、
「またどこかで」と思う・・・
ありゃ、
いきなり暗い話題になってしまった (笑)

そんな中でも、朝からさわうた,午後から古典講座とみなさん元気よく、
特に古典講座は、
危惧した参加者の目減りもなく、逆に増えたくらい、おかげさまです。
口コミで広げてくださるのが一番確実、
これは、古典講座だけに限りませんね。
内容の確かなものを地道に提供していれば、いつかは流行る、
逆に過度の宣伝は危ない、
しかも極端に安ければ尚更で、
儲け話などに安易に乗ったりするのも、
お得感を最大限に押し出しているからでしょう。
世の中、そんなにうまい話が転がっていようはずがない、
と、また話が逸れてきた (汗)

その古典講座は、いよいよ光源氏の女性遍歴が始まる巻、「帚木」(ははきぎ)で、
まずは入り口として、
光源氏ほか、遊び人の男同士が集まって、女性の噂話をするところ、
「ああいうタイプが良い」
「こういうタイプは嫌だ」など品定め、
女性目線で読むと、
「なによ これ !」と言いたくなるところですが、
これを女性の紫式部が書いたのが面白いところです。
その中で光源氏は、いろいろな女性と関係しているわりに、
妙な品定めはせず、聞き役、
他の遊び人、頭中将などにあれこれ言わせるあたりが、
紫式部のしたたかさ (?)
光源氏を悪役にしないのです。
さらに、その頭中将にも、自分(紫式部)と身分の同じ「中流階級の女性」が良いと言わせ、
その先には、
当時の源氏物語の読者、「中流の未婚の女性たちを意識して書いた」とは、
父の弁ですが、僕も同感、
やっぱり書くからには読んで欲しい、
読み手を逃がしたくはない、と考えるのは妥当なところでしょう。

講義中、今,世の中を騒がせている国民的アイドルグループの話も出ました。
ネットのニュースを見ていても、
彼らグループの4文字が躍らない時間はありません。
「なんでこんな・・・」と、
我々には直接関係のないことに、単なる会社のお家騒動を、
みんな一生懸命になって知ろうとするのかと疑問でしたが、
今日の講義を聞いていて、
「やっぱり」
「これも真理なんだ」と思いました。
発信している側、つまり書き手側も、多くの人が読むと思えば、
一生懸命ペンを走らせる、キーボードを打つのでしょうね。
そして、「どうぞ読んで !」と宣伝する・・・
でも、あまり自分に関係のないことは、
そのうち飽きて、忘れ去られていくのも真理です。

今日は珍しく世間の話題など・・・
柄にもないことを書いてしまいました。
posted by セキシュウ at 21:29| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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