2016年03月18日

聞きたい

1日で70名の方をお相手した13日の水織さんのライブが山、
そこから、ゆっくり下るように毎日を過ごしています。
紙飛行機効果のさわうたも落ち着き、
今週はアベレージで1日15名、
夜もグループ客がパッと来てパッと帰る、
開店から閉店までのべったりのパターンがないので、合間あれこれ作業をしています。
このブログなんかもそうですね。

今月はこのまま終わりではありません。
先だっても案内した、千葉への遠征、
圭未とのライブが最終日曜日に待っています。

sムーンサイダー.jpg

その選曲が今日メールで圭未より、
春らしい曲で固めてあり、
普段はジャズのセッションが多い宏美さんの店が、
一味違う、歌ものの、華やいだ雰囲気になるだろうと予想、
ちょうどサクラも開花で、
楽しみなライブになりそうです。

今日は暖かだったのですが、風が随分ありました。
店の裏の倉庫は、付け足しのような設計になっているので、
強風だと屋根が音を立てて、店内まで聞こえてくる、
倉庫に近いピアノの位置だと、確実に聞こえます。
お客様の伴奏をしながら、
「風が強いな〜」と思う、
「天気が変わって・・・」
「夜は雨になるかな?」と思う、
ピアノの伴奏、お客様の歌声、さらに雑音まで、
欲張って聞いてしまう耳 (笑)

美声の友人は周知のように耳鼻科のドクターですが、
以前、難聴の話をした時に、
補聴器のことが話題になりました。
補聴器を付けた方が最初に戸惑うのは、
何でもかんでも音が増幅されて聞こえるということ、
普段聞き逃している音、
たとえば冷蔵庫のモーター音とか、ファンの回る音、あるいは外の車の音など、
ありとあらゆる音が、平等に聞こえてくることに驚くのだそうです。
人間の耳には、本来聞くべき音を聞こうとする神経があり、
いらない音は聞かないようにコントロールできる、
考えてみれば、すごくよくできている (笑)
これは逆に言えば、
前述のような状況、
ピアノの音、歌声、雑音、さらに会話も、
訓練によっては、
一回で同時に聞き分け記憶できるのではないかと思うのです。
その能力を備えているのが指揮者でしょう。
オーケストラなどでは、
合わせた時、何の楽器のどのパートが間違って弾いているか、
指揮者がわからなければ話になりませんからね。

僕が営業中伴奏していて一番聞きたいのは、
実はお客様の反応で、
夜の一般営業なら、ピアノ伴奏というサービスにどうリアクションしているか、
「おお〜!」と驚いているか、それとも、関係なしに喋っているか、
喋っているなら何を話しているのか、
この時ばかりと、店のことを話していることがあるからです。
まさか、伴奏者が自分たちの話を聞いているとは思っていない (笑)
本音が聞けます。

ライブも同じですね。
お客様の様子をしっかり聞きながら伴奏します。
水織さんのライブでは、
まさに固唾を飲んでお客様が聴き入る、
静寂の中、なんとも言えないどよめきが、はたまたすすり泣き、
とても満席すし詰めとは思えない、
がらんどうの、時が止まったような瞬間があったのが印象的でした。
熟練の演者たる所以でしょうね。

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posted by セキシュウ at 21:11| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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