前の道を駅と反対方向に少し歩いたところにある街路樹ですが、
実はもう1ヵ所、
店の裏にある小学校のサクラ、
小学校は隣の整形外科の横の道を入っていったところにあります。
距離的には同じくらいか・・・
ふと気になって、昨日の夕方の休憩に見に行ってみました。
近づくと子供たちの声が、
どうやらサッカーをやっている様子、
教えているのは高校生くらいの若い子たちで、
「最近はこういう交流もあるのかな ?」と思ったりしました。
縁の無い世界です。
校門近くにある2本のサクラは満開、すでに散り始めて、
前の小道に花びらが多く落ちていました。
「ふ〜ん」と思いながら見上げる、ただそれだけ (笑)
踵を返し店へ、
ふりうたと貸切の間の時間は、そんなに余裕はない、
軽い夕食を取ってスタンバイしなければなりません。
小学校の敷地ももう終わりという所に、1本のサクラの木を見つけました。
校舎の裏の狭いスペースに、短く刈られて高くそびえています。
「あっ」
「ここにもあったか」
なんでこんなところに、と思います。
すぐわかりました。
「そうか」
「きっとこれは」
「まだこの辺りにこんなに家がなく」
「広々としていた頃からあったサクラなんじゃないだろうか ?」
学校を囲うように背の高いコンクリートの壁があり、
小道を挟んですぐ住宅が、所狭しと立ち並ぶ、
「まだ、それらがなかった頃から」
「この木はあった・・・」
本当かどうかは僕にはわかりません。
でも、
白い印のように、ところどころ花を付けた木を見ていると、
なんとなくそんな気がしてきて・・・

花曇りにお似合いでした。