2016年06月18日

感情の袋

1日1日が頼んでもないのに綺麗に消されていきます。
今日の空を見て、
昨日はどんな空だったのか思い出そうとしても思い出せない、
そんなことが日々増えていきます。

若い頃は感情剥き出しで生きてきたように思います。
それが、いつの頃からか、
感情を溜めるようになった、
きっと、感情を溜める袋を、
誰かが知らず知らずのうちに分けてくれたのでしょう。
溜めていくうちに、
袋が伸びるようになって、容量が増えてきた、
溜めた感情は、間接的な方法で排出できるようになった、
それが今は音楽であることは述べるまでもありません。

けれど、その袋もずいぶん古く傷んできました。
一昨夜は、
思わぬ知らせに袋が破れ、
味わったことのない、
いや、味わいたくもない異様な匂いのする感情が、
弾いても弾いても弾けなかったのは、
そのせいなのだろうと諦めたのです。

知らせについては、少々語弊があり、
勝手に僕が知ってしまったと書いた方が正しいでしょう。
何のことかわからない方はごめんなさい。

昨夜は、そんな僕と同じように音楽に身を寄せる社会人、
まつさんたちが大人数で遊びに来ました。
昼間はふりうたで常に予約のお客様が、
一人ぽっちは少ないのですが、
夜はお客様が見えなければずっと一人、
感情の袋が破れた時は、一人ぽっちは如何ともし難い、重い空間です。
まつさんたちに救われました。

彼らが笑いながら、時に緊張しながら
唄ったりピアノを弾いたりする姿が微笑ましく、
こんな時は、
店をやっていて良かったとつくづく思う、
お金を頂いて言うのもどうかですが、
気がまぎれる、というのが正直な気持ちです。

終わって、前日放り投げた曲に再挑戦しました。
なんとか弾けました。

posted by セキシュウ at 15:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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