聞こえてきて、いや、つい聞いてしまうのはお客様の会話で、
昨日の同窓会の個々のスピーチや、
何気なく交わされる会話の中に、
人生の重さ儚さを感じてしまうのは、
この商売ならではでしょう。
内輪の同窓会に、まるでオブザーバーの如く居る他人は、
サービススタッフや、付き添いのスタッフくらいしかいないでしょう。
前職はカラオケボックスで、
同窓会に限らず、個室の中に長い時間滞在することはない、
しかしAMANEは、貸切にしてしまえば、店全体が個室、
その中でサービスをするのですから、
内輪の会話は全て聞こえてくる、
それもかなり踏み込んだ話まで、
一種独特の雰囲気の中で時を過ごすのです。
父と仲の良かった同級生は、
僕も上野駅で一度だけお会いしたことがあるのですが、
介護生活になり同窓会は欠席、
皆さんとても残念がっていましたが仕方ありません。
ずいぶん愛妻家であられたよう、
数年前奥様を亡くしてから、ガクッときたとの話が、
仕事しながら聞いていたので、
それがその方とは断定できませんが、
たぶんそうじゃないかと思う、
もう一人、父の中学の同級生がそうで、
そちらは昨年早々父とお見舞いに、
「ご家族から喪中ハガキが来たよ」と聞かされたのは昨年の終わり、
「会っておいて良かったですね」
それしか返事は出来ませんでした。
父くらいの年になると、どう考えるんだろうと思います。
以前、美声氏ともそんな話になり、
「たぶん、少しずつ、覚悟していくんだろう」
「自然に、心構えしていくんだろう」と、
まだ、なってもいないのに背伸びして想像してみます。
その頃、自分は何をしているのか?
まだピアノを弾いてる?
まだ曲を作ってる?
ネコの写真はどうかな?
で、ネコ (笑)
そうそう、話は前後しますが、
先週土曜日、
やてふさんとユニットを組んでアコナイに登場、
5月にはホストをやってくださる地味綾部さんが、打ち合わせがてら遊びに、
フェイスブックに随時アップのネコは、
「撮り溜めしたものからですか?」と質問してきました。
いいえと否定、
「撮って直ぐ」
「その時の心象を添えてアップしてます」と、
そうしたら、
「そんなにたくさんネコいるんですか!」と驚かれました。
「当たりをつけているんです」
もう何年も、
この街でネコを撮ってますから (笑)
今日の夕方、雨上がり。

上から見たら、

数日前の好天では、

眠たそうです。
こんなに近づいても平気なのは、
人間慣れしてるから?
近づいてくるのは、

知らんぷりもいますけど (笑)
おまけ。
