今日は第1火曜日、午後から古典講座でした。
先日、ちらっとブログには書きましたが、
今日がデビューの日??
は、源氏物語の朗読で、
父に監修してもらい、
蓬生巻のクライマックスの一部、5分くらいを読み録音、
聴講の皆様に聞いていただきました。
録音は、事前に父に聞かせることなく、
本番でいきなり (笑) 流したので、
「どこか間違っていたら」
「その場でダメ出しが・・・」と、
実は、ヒヤヒヤものだったのですが (笑)
それは特になく、とりあえずはホッとしました。
が、やはり、新人、付け焼き刃、
幸田弘子さんのを前後して流したものですから、
僕の朗読の味気なさったら・・・(笑)
専門家の朗読は、
決して大袈裟ではない、
わざとらしくない淡々とした中に、
一瞬感じる言葉の鮮やかさと、深い情緒が、
奥床しく心地よく耳に入ってくるのです。
蓬生巻の、終わりの箇所が実に見事で、
「いや〜」
「これは、凄すぎる」と心で唸ったほど。
講座を終え、
朗読のことを父が言いました。
「実際に朗読すると、わかるだろ?」
その技量です。
たしかに。
全てに通じますね。
2020年10月06日
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