また今夜もブログは日付が変わる前になってしまいました。
お客様相手に営業していないのに、
なぜか、その時よりも時間に追われている、
それはきっと、
「今だからこそ出来ること」と始めてしまうからで、
今夜は譜面の仕事が一段落、
ピアノの奥のスペースを片付けました。
みなさんも、いろいろ整理していることと思います。
ずいぶん昔、
デイホームにボランティアに行っていた頃、
まだ2000年になる前・・・
桐ヶ丘デイホームの施設長の緑川さんが、
「戦時中」
「農民は、畑を耕しながら」
「この戦争は負ける、と思っていた」と、
それの意図することは、
庶民こそが大局が見えているということ、
冷静に物事を判断しているということ、
だと、そのときは感じていたのですが、
今は、少し違ってきました。
「いてもたってもいられない」
つまり、先の見えない不安に、
何かをせずにはいられない、
「考えていても仕方がない」
「畑でも耕すか」
今はその時とは違います。
「戦争」ではないでしょう。
けれど、抱えている不安は同じ。
ピアノの奥のスペースには棚があり、
扉を久しぶりに開けてみました。
店を始めた頃の写真、その前の写真、
もっともっと前の、
会社を経営していた頃の手帳、両親からの手紙・・・
大変な時代ではありますが、
気づかされることもあります。
そこにはささやかな愛があるのです。
2021年01月16日
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