昨日昼の部に来たお客様から、
「スケジュール表ください」と言われ、
一瞬「えっ?」と思う、
どうやらライブのスケジュール表のようで、
AMANEは頻繁にライブをやっている店だと思われていたよう、
「表をつくるほど、やってないんですよ」と答えると、
「じゃ、まりさんは?」と聞かれたので、
「年一度か二度です」と言いました。
「そう」
「じゃ、貴重だわね」
「こんなに近くでまりさんが」
「2500円で見られるなんて !」
そうなんです。
うちもそうですが、まりさん自身もよくこの値段で受けてくださる、
リーズナブルでアットホームな雰囲気がお客様に喜ばれているのです。
けれど、何度も続けば、やはりお客様も飽きてくる、
このライブが最優先でなくなってくる、
今回は意外にも昼の部の集客に苦戦しましたが、
開けてみれば、当日滑り込みの方も入り、
23名、良かった〜 !!
毎回いらっしゃるまりさんの荻窪教室の生徒さんが、
行事と重なりNGだったのも集客に苦戦した原因でもありますが、
それでも形になるのは、何かを持っている、
簡単に言えば、それこそが実力です。
夜の部も、
23名。
こちらが、さっさと集まったのは、
例の方が来るというのがあった・・・
ピアニストの上里知巳さん。
でも、もうとにかくピアノのことより山口話題 (笑)
ついこの前、高校 (萩高校) のミニ同窓会で帰られたとか、
集合場所は萩市じゃなくて山口市、
多くの同窓生が市内近辺にいるからとのことでした。
なるほど、湯田温泉あたりが活気あるのは、
そのような人たちも利用しているからと気付く、
たまに帰って夜飲みに出ると、
小洒落た居酒屋、飲食店が数多くあり、いずれもお客様が入っているのです。
「こんな小さな町で」
「どうしてだろう」と疑問でしたが、これで解決しました。
「新しいザビエル教会にも行ってきましたよ」と、
カウンターの上のステンドグラスの古い教会を見ながら仰います。
「上里さんも」
「案外、年一度か二度AMANEにくるのを」
「楽しみにしてるかも・・・」と思う、
たった数曲弾くだけなのに、わざわざいらして、
それもお客様扱いでしっかり料金を (笑)
まりさんもそうですが、
僕のやることは、まず、出演者たちが「AMANEなら喜んで行く」と思ってもらうように、
精一杯努力すること、
それがなければ、ライブの開催などあり得ないし、やっても一度きりでしょう。
続きません。
ところで、前の写真の客席に、
誰あろう (笑)
水織ゆみさんが写っていたのに気付きましたか?
フェイスブック経由でライブ開催を知り、
「私、行きます !」と遊びにきてくださいました。
お二人は旧知の仲、
まりさんにとっては大先輩のようですが、
ゆみさんにとっても、
自身の記念コンサートにまりさんに作曲してもらったり、
出演してもらったり、
「まりさんのファンだったのよ」と仰いましたから、
刺激し合う、良好な関係だったことがうかがえます。
ならばと、
1曲特別に唄ってもらいました。
これ、結構豪華ですよ。
ゆみさんが歌にカスタネット、まりさんピアノ、僕がアコーディオン、
やったのは「淡き光に」タンゴです。
ブラボー !! と多く声が掛かったのは当然のことでしょう。
普通ならこれに圧倒されるところですが、
スッとまたまりさんの世界に戻せるのが、
弾き語りが出来、オリジナルを多数持つ、まりさんの強み、
そして新ネタもいろいろ出してきます。
昨日は、
何をやっているのか・・・
黒ネコのぬいぐるみをマイクに近付けて、
なんと、唄わせているんです !!
腹話術 (笑)
たしかに口は動いていない・・・
ような・・・
思わず、覗き込む (笑)
うん、動いてない、
腹話術ならぬ、腹歌術!
いや〜、大したもんだ。
終わって、ゆみさんに挨拶、
満面の笑み、
この素直な振る舞いがまりさんの人柄、
ゆみさんも嬉しそうです。
ところで、まりさんの首元、
このネックレス、
これは、先日逝去された戸川昌子さんから頂いたものだと、
昼の部でみなさんに話しました。
青い部屋に出演していたとき、ずいぶん可愛がってもらったそうで、
ネックレスやイヤリングを戸川さんにあげたこともあったそうです。
みなさん、思い出話を静かに聞き入っていました。
「こんな偲び方もあるんだなぁ・・・」
偉大な音楽家たちは、必ず誰かと繋がっていて、
ある時、ふとしたことで身近な方から故人の話を聞く、逸話を聞く、
知らないうちに、その音楽家の生き方に惹かれていく・・・
まりさんもその一人かも知れませんね。
まだまだ若いけれど (笑)
そんな気がしています。



